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たくましい子供達、頼れる旦那様、耐える妻 ?!

先週火曜日朝、いきなりキャンプに行きたくなり、数時間後には車中。という全く計画性のない私達。
行き先も荷物を積んでから、ご近所の方に決めて頂いたも同然で、傍から見れば大丈夫か?と思われがち。

その上、私達の愛車は、3人も子供いるのにコンパクト。
周りのアメリカンファミリーはピカピカのデカイ車を数台持っているのが当たり前。

(この市に引越ししてきた当時、主人はトラックを持ってない奴!と呼ばれていた。   
今でこそ、Doc! 改めてもらえたが、車の件になると格下げされる。)

私も結婚当時は、2人だけなんだからと当たり前のように思っていたが、さすがに3人目を妊娠中、もうそろそろバンだろうと予測していた。
が、しかし、3つのカーシートを後ろ座席に並べて満足そうな主人。   

あれから6年が経ち、
こんな主人のお蔭で世間一般の人より、家族が共に過ごす時間が取れるんだと悟ることが出来た。  

彼はアメリカ人としては珍しい、現金一括払い派。
カードも持つが、予算、支払い期日を超えたことないが、自慢。
ポイント稼ぎ、クーポンも彼の仕事。それはもう、良き日本の妻。

私がしてもいいのだが、ここは
実用的に得意な人に任せ、私は余計な物に使わない努力するのみ

さて、肝心のキャンプはどうなったのかと言うと、終わり良ければ全て良し。 としておこう。

私としては南に太陽を求めて行きたかったのだが、外野のアドバイスに流され、西の海岸へ。
アメリカ西海岸ではない。
イメージが違い過ぎる。
8月終わりのワシントン海岸は寒いのだ。  雨も多い。    

同じドライブ時間だと言ってはいたが、現地到着からキャンプ場所までは美しい徒歩3マイル。
嫌な予感がした。
 
でも愛し旦那様は車を降りると先に行ってテントを張ってくれると言うし、
5歳、9歳もパパに付いてかなりの荷物を持ち歩き始めた。

大したもんだ、と嬉しくなった。  

ようやく自分自身のしたくも出来、7歳のパイニーを連れて後を追った。

歩き出してすぐ、若いグループに止められた。
「今から海岸なの?」 
「そうよ。」 

全員の目が私を見る。 
嫌な予感。

「僕達でも2時間 掛かったんだよ。
「懐中電灯持ってる? 今からだと 暗闇を歩くことになるよ。 」
 
ガーン!!   

同情した彼らは私に2つ 懐中電灯と予備電池までくれ、お祈りまでしてくれた。 

又しても  THANK YOU,GOD !!    

彼女達にお礼を十分出来ないまま、先を急いだ。 20分後、かばんの紐が切れる。
汗が滝のように流れ、両手に持つ荷物が食い込み、肩もかなり痛い。

かなり長い上がり坂が続く。

でももう後戻りは出来ない。
前、進むのみ。

確かに美しいトレイルだ。
しかし、いつまで経っても2マイル目のサインがない。

暗くなり始め、月が昇り始めた。     

パイニーの すすり泣きとパパを呼ぶ声が響き渡る。

「ほら、懐中電灯あるから泣かない! こわくない!」 と言い聞かせてみるが
実際はかなり私自身、泣きたかった。    

5歳のこうちゃんはどうしてるんだろう? 
付いていけないペースのはず。
何でこんなに速いペースなのに3人に追いつかないの? 
雨は降らないだろうし、寝袋もある。ここで寝ちゃう?

頭の中はもうパンク状態。

そんな中、パイニーは私の前をひたすら止まることなく歩いている。

3マイル、これは約5キロ。
この距離は私たちファミリーには大した距離ではない。
近所のトレイルを散歩する距離だ。

だが坂もあり、木の階段あり、最後の1マイルは足元も悪く、過酷。
両手に荷物を持って暗闇を歩くのは子供にはさらに苦痛だろう。

事前に判断できていたら即、反対しただろう。
ごめん、私の小猿たち。 

やっとの思いで海岸に着いた。

さて、この暗闇の中、どうやって自分達のテントを見つければいいんだろう。
大声を上げるわけにもいかない。

とりあえず 彼のことだから私達のことを思って、一番近いとこ だろう。

よし ! パイ二ー、もうすぐだよ。 と言うために振り返った。
その瞬間、私は足元の幹でおもっきり躓き、
「うわあ~!!っつ。」      
悲鳴を上げてしまっていた。
 
そして気が付けば目の前に 「やっぱり君か。」 と呆れる主人がいた。    

それもつかの間、彼は私達にもう寝るよう言い残し、今私達が来た道を歩き出した。

テントの中には、こうちゃん、ルーがすでに寝る準備をし、待っていた。
ルーによるとパパは必要以外のものは森の茂みに隠してここまで2人を連れて来たらしい。 
こうちゃんも泣きながらだがパパのペースに付いてこれたらしい。

それも ライトなしで躓きもせず、走れた らしい。   

ルーはさすがだ。
担当のものは全部持って来たらしい。

ルーとパイニーは寝袋なしでも文句なしで眠りについた。   
私もいつの間にかこうちゃんを抱き、眠ってしまっていた。   

何時間経ったのか分からないが、彼が帰ってきた。
合計10マイルを暗闇の中、約一週間分の食料、テントなど50kg以上を持って走ったのだ。

これには、さっきまでの不安、苛立ちも吹っ飛んだ。

彼は朝のオートミールを最後に何も口にしてないはず。
なのに楽しそうな彼には呆れてしまう。

明日は楽しい一日したい。 と思った。    

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theme : 夫婦でもラブラブしていいじゃん
genre : 結婚・家庭生活

  

たくましい子供達、頼れる旦那様、耐える妻 ?! Part 2

さっ寒い! 
もう、夜が明けようとしている。   

P8282075.jpg




夜、持参のダウンジャケットを着て寝袋に入った。
なのにまだ寒かった。

いきなり決めたキャンプだったので慌てて、いつも愛用しているスキーパンツを忘れてきてしまった。
グスン。   

隣で寝ているこうちゃんはよっぽど疲れていたのか、私がどんなに動いても起きる様子ない。
夫もさすがに疲れただろう。

しかし、この荷物の量はすごい。
いくら1週間居るつもりでもこれは3マイル持って歩く量ではない。
一体、何を持って来たのだろうか?    

子供たちはリュック1個づつ自分で詰め、自分で持つこと、車の中では自分の足元に置くと決めている。 
5歳のこうちゃんだってこれは理解している。
日本に里帰りする時もこうだ。

3人のリュックの中身は着替え、歯ブラシ、鉛筆とノート(小)。     
 
ルーとパイニーはそれぞれ人形(ハナとエル)を持参。赤ちゃんの頃から一緒なので仕方がない。
実際、この2人には、何度も助けられている。 
娘たちがグズった時、パパがこの人形を生きた友達のように娘たちに話しかけたり、おかしなダンスをさせたり。 すぐにご機嫌になったこともしばしば。 家族の一員である。

(あと何年、こんな娘たちでいてくれるんだろう。)

こうちゃんの中身を見て、「何でこんなにズボン何本も持って来たん?」 と思わず。
彼が言うには一日、1本はいるとか。 
リュックに入ったので文句は言えない。  

寝袋もかさばる物。
その下にパッドも必要。 それぞれ5つ。

問題はこのテントの大きさ。
義父からのプレゼントで、7人は楽に寝れる。
張るのも畳むのも簡単でいい。
だが、これは車の横でテントを張るのには快適な品であって、持って歩くもんではない!!   

ついでに言えば、キャンプ用のコンロとバックパック用のコンロも考えるべき。
確かに使い勝手は良い。
そして私が料理人なので文句は言わない。

愛し旦那様は マチョ マン。   
彼が持ってくれるならいい。

そして一番大切な食料。
いつもより運動量が増えるのでお腹もすく。

現に皆が起きた理由はお腹がすいたからだ。

全ては私の担当。
1週間分の食料は家にあるものから、何が作れるかイメージして詰めていく。
キャンプだからと言って、レトルトを食べることはない。

しっかり手料理がいい。    

重たくない、かさ張らないスパイス、ハーブ、ドライトマト、干しシイタケ、鰹節 ワカメ、は必儒品。

ココナッツパウダーは皆の好物。カレー、オートミール、トムカーガイ、なんにでも使える。

味噌も3回分は持っていく。醤油の代わりにナンプラーも少量でいいので持っていく。

野菜はにんじん、長いも、キャベツ、さんど豆、玉ねぎ。
じゃがいもは火を通さないと食べれないので同じもって行くならピンチの時、長いもでとろろにする。

炭水化物は白米とキヌア、パスタ、そうめん、ライスペーパー、コーンミール、そして朝食用のオートミール。

冷凍のチキン、ソーセージ、ハム、ベーコン、畑のお肉(大豆のステーキ)など他の冷凍食品(今回は枝豆、マンゴー、ココナッツジュース、韓国餅、納豆など)とまとめ、クーラーに詰める。

子供たちはこのクーラーを開けてはならない。

はっきり言って、パントリーそのまま持って来た感じだ。


パパを起こさないように、パイニーとこうちゃんと探検に行くことに。

早速、海を見る。
海岸は想像に絶するほどに積まれた海草。
そこに群がる虫。何?

ここの海岸はワシントンの太平洋海岸で唯一、砂浜じゃないとか。
潮溜まりで海の生き物を観察できるチャンス。

日本人ママの海の知識を披露するいい機会だ。
遠くから見れば何にもいない潮溜まり、でもよーく見ると生き物がいっぱい。   

まず 海草の種類。そしてその食べ方。
貝の種類、その食べ方。
蟹の採り方、でも小さすぎ。沢蟹ぐらいの大きさ。

それでも子供はこの蟹採りに大興奮。
岩を動かしては「すごーい!すごーい!蟹だらけ。」    

はじめは恐々した手つきで蟹を触っていた2人もいつの間にかプロ並みに。

1時間はこんな事して遊び、蟹の体の仕組みを観察。   
何種類の蟹がいるか。オス、メスの見分け方、なぜ同じ種類の蟹なのに色が違うかまで考えてみた。
2人の結論は、住んでいる場所に生えてる海草の色と同じで、カモフラージュになっている。
海鳥に見つかりにくい。

親馬鹿ながら、この2人の結論には、あっぱれ脱帽した。  

3人ともお腹が空いているものの、まだ探検してみたいという好奇心にかられ、さらに歩いた。

干し上がった島のてっぺんまで上ってみることに。
急ながけは酒時間が掛かる安全な坂を選び、何とか到着。  

あんなに寒いと思ってたのがうそのよう。
そこで日向ぼっこした。  

するとパイニーが海の方を見て 「ママ、鹿がいる!」  
「そんなこんな海岸にいるわけないよ。」

いや。いた!!  

それも海草をおいしそうに食べている。





パイニーは鹿に近づこうと坂を下りだした。
私たちに気がついた鹿がなぜか私たちのいる島の急な坂を上ってきた。
私たちが島を下りきった時、鹿は島のてっぺんにいた。

「ママ、あの鹿、海草とかも食べているから、きっとヘルシーだね。」
「うん。そうだね。ママも初めて海草食べる鹿、見たよ。」

「きっと、食べたらおいしいだろうね。あの鹿。」

えっ??

「ほら、ボブがハンティングしてきたエルク肉もおいしかったもん。」  

パイニー! ママも食い地が張っているけど、あなたはそれに輪をかけてすごい。

「テントに戻ってご飯食べよっか。」
「うん。ソーセージーが食べたい。」

途中、ハイカーに出会い、どこにクリーク(小川)があるか聞いてみました。
真水を確保する為です。
300mぐらい行った所だと教えてくれました。

往復600m。 ガーン。  


パパに水、確保頼もうっと。  

1時間後、水を持って帰ってきた彼。
鍋の中を覗き込んでびっくり。

その水は、濃い麦茶のような色をしており、匂いはヒノキのお風呂。 

「フィルターを通したら、フィルターが詰まったよ。(苦笑)」

「沸騰して除菌するしかないね。」

ガーン。 ダブルパンチ食らったぁ。    

後で自分の目でそのクリークを確かめるしかない。

大興奮の一日の始まりでした。





























theme : 小さなしあわせ
genre : 日記

  

過酷なキャンプ?!

新しい発見にすぐ大興奮してしまう私たちファミリー。

だが今回のように同じ場所にキャンプを2泊もすると周りの環境に慣れ、かなり落ち着いてくる。

私がテント近くで食事の支度していると子供たちは自分たちで時間つぶしする。

まず3人がした事は、杉と杉の間に浜から引きづってきた棒(これもきっと杉)でつっぱり棒をし、また浜に戻り、かなりもの種類の海草をゲット。

次々とその棒へ種類別に選別して掛けていく。





「ママ、今日のご飯にどの海草使う?」

(えっ??)

「味噌汁作る? それとも海草サラダ?」
「みっ味噌汁は作るけど。。。(乾燥わかめ持ってきてる)」
「じゃあ、 コンブー&ワカーメ いるね。」

(えっ、それを使うの??)

3人で会議中。

こうちゃんとパイニーが砂浜まで鍋を持って行き、きれいな海水で?! わかめを洗い、細かくちぎりだした。
ルーは昆布をアーミーナイフ(折りたたみ)でいつも使っているぐらいの大きさにカット。

「ハイ。 これで OK!」
「次は。。。」

(えっ、まだ何か??)

3人が浜に又、消えた。

30分後。
ご飯も出来たし、ちょっこら散歩でもしますか。 あっ、そうだ。あのクリーク見に行こう。
お鍋持ってと。

あっ、でもアライグマや他の動物に荒らされないようにちゃんと食料プロテクト缶に入れて。

「散歩行く?」
3人とも 「行かなーい!」
じゃあ荷物、見張っててよ。 ご飯も。」
「はーい。」

今日はあんまりすっきりしない天気だな。
なんかずっとこんな天気のままでキャンプ終わりそう。

リュックに入ってる服まで湿ってるし、キャンプファイアー禁止のビーチなんて最悪。
どうやって乾かせばいいんだろう。

それにしても遠いな。もっと近くにテント移せばよかったかな。
まっ、いい運動になるとあきらめよ。
(うん、絶対2kgは痩せたな。)

そしてやっと着いた。

いや、これじゃないはず。

これはクリークじゃない!! 水、動いてない。

これは水溜り。
アメンボの住みかを荒らすなんて出来ない。

もっと歩けば 『さっきのはジョークだよーん。』 のサインがあって、本当のクリークあるはず。

辺りを見渡すが、そこでトレイルは終わっていた。
仕方がない、自分で作るしかない。
こんな水を飲んでいた事を知ってしまったからには、何が何でも納得のいく上流の水溜りまで行ってやる。

10分後、約40mくらいの茂みをマイトレイルとして開通。(祝)

皆が使っていた場所に比べ、足元が泥だらけにならず、コケの絨毯でVIP気分。
水の色もなんとなく良くなった気がする。
(相変わらずアメンボはいるが。)






水を濁さないよう静ーかに鍋にすくった。
やっぱり麦茶の色。

マイトレイルを戻り始めた。
うっ、水重たい。
アフリカの子供たちってすごいな。
よし。明日からは3人に水確保の仕事を任せよう。

テントに到着。

なんと、食事のテーブルセットが出来ている。
と言っても、皿の上に 木の枝で作った即席、お箸 があるだけ。
でも海岸でつんできた野生の花がどーんと真ん中に置かれてすてき。

「座って座って、ママ」
「お味噌汁これぐらいでいい?」
「うん。」

「ありがとう。上手く出来たね、サプライズ。」

全員、 「いただきまーす。」

     「おいしい」

こうちゃん、 「やっぱ、だしが新鮮だからねえ。」
パイニー、  「じぶんたちでつくったしねえ。」
ルー、   「シッ。」

ママ、(あれ?味見した時となんか違う。)

ゴクッ、ゴクゴクッ !!

「?? なんじゃ? えっ??」
「うわぁーー!!」

かっだ!
なっ何匹入っているの?

「サプライズ!!」

昨日、「これはおだしぐらいにしかならないね」 なんて教えた私。
それを忠実に再現した小猿たち。

おそるべし。


「ママ、この草もおいしいから食べて。」
そこには目の前に飾られた花を食べる小猿たち3匹がいた。

「やめてよ。」
「だって昨日の鹿も食べてたよ。

「ちゃんと毒見テストもしたし。」 
(少しだけ口に入れみて痺れや渋みがないかみてみる、OKなら少し食べる。そして様子を見る。)

「ビーチマスタード(芥子菜)だよ。」

食べてみた。
確かに芥子菜の味がした。

この小猿たちはきっとこのキャンプ生活を過酷だとは思っていないだろう。


「主よ。あなたのみわざはなんと多いことでしょう。
 あなたは、それらをみな、知恵をもって造っておられます。
 地はあなたの造られたもので満ちています。」       詩篇104:24

 How many are yur works, O Lord!
 In wisdom you made them all;
 the earth is full of your creatures.        Psalm 104:24

theme : 小さなしあわせ
genre : 日記

  

過酷なキャンプから極楽リゾートへ

とうとう持ってきた食料も残り少くなってきた。

これは着いた直後の食料の写真です。
右上のブルーのクーラーにはパンパンに冷凍食品が入っています。
右下の黒い物は問題の食料缶。




雨も相変わらず、霧のように私たちを包み、これから晴れることはないだろう。  

私としては、後1日分の食料を使い切るまでここに居てもいいのだが、きっとそうするより土砂降りになる前にさっさと移動するべきだろう。

ここから2時間弱行くだけで一年のうち300日は晴れ。  
という町があり、試してみたい気がする。
帰り道にあるというのも便利。

あっと言う間にそうすることに決まり、1時間後にはあの3マイルトレイルを歩いていた。
さすがに食料と半分の荷物がないと、同じ道のりもあっさりできてしまった。

なぜ、半分の荷物がないかと言うと、
なんと ルーとパパが毎日この3マイルトレイルを往復 (6マイルx4) 
要らなくなった物(汚れた服、寒くて使わない水着や水具、)食料のごみを運び、5日目にはテントと食料(保管)缶4つ。コンロ、寝袋だけに。

飲み物は沸騰殺菌したお湯。それは出発前に飲み干し、さらに軽くなった。

ただ1つ困難だったのは、国立公園からレンタルしていた
食料缶(熊や、アライグマその他の野生動物から守る)がやたら重たく(頑丈)、持つところがついていないので運びにくい。

きっと1.5kgはあっただろうかと思う。
それが4つ。
これは子供にはかわいそうなお荷物だ。

どんなに水を前もって飲んでいてもこの3マイルの途中で喉がカラカラに。
私の方がギブアップしそうであった。

そんな中、ルーが森の中に消えた。

「ルー!何してるん? トイレか?」  

(このキャンプ場にはトイレは設置されていない。 一応 Privy と言う特別地域があるがこれは私たちは避けた。 理由はあえて書かない。 自分たちで穴を掘り(深さ25cm)、しっかり埋め直し、分かるようにしておく。)

3分後、いらいら。

ルーの顔を見て分かった。 
「ずるい。自分だけでベリー食べていたんかぁ?!」

「All Gone だよ。 もうそこにはないよ。」

他の2人も気がついたらしい。

「ルーはいつも自分のことしか考えてない!」  
「よくばり。」
「サバイバルだよ。」   

その時点から今までハイペースで歩いていた私たちのペースは、脇に生えてるハックルベリーの木に気をとられ、のろのろぺーすになった。

トレイルに近い木にべりーはなく、奥でもいったん見つけると3人で入って最後の一粒がなくなるまで食べた。

ちなみにハックルベリーは見た目はルビー色のイクラ、味は甘酸っぱく、喉の渇きも収まる。
ワシントンでは高級レストランでサーモン料理にソースとして使われていたことがある。  
私たちの大好物でいつも8月になると1日かけて1年分の収穫しに出かける。(店では買えない。)

そんなことしている間に、私たちの荷物を取りに夫が来てくれた。

やっぱり彼はマイ マッチョマン。  

彼には彼のプランがあったようだ。

「これからママの遠い親戚に会いに行こう。」

この近くにはマカーインディアンがすんでいるんだよ。 

「僕、知ってる。とんがり帽子の鯨取りするマカーインディアン!」
「勇敢だよねえ。」    

「ママにそっくりな人がいっっぱいのはず。」

ハイ、ハイ。そんなこと言ったて怒んないよ。

もう慣れました。
たってママ、日本を出て以来、日本人と思われるほうが珍しい。
現地の人。と思われることもあり、ハネムーンで行ったアリゾナではホピインディアンに声をかけられ、「何年ぶりだい?こっちに戻ったのは?」 と従妹にされてしまった。
グァテマラでも民族衣装を着て歩いていたら現地語でプロポーズされたし。
アジアでは華僑の人。

早速、博物館に入ることに。
大人5ドル、子とも3ドルか。痛いなぁ。

「大人2人、子供3人。プリーズ。」

「@**$@(+$#」 と係員さん。
「?」 と私。
「マカーは無料だよ!」

又、そんな事言ってからかうんだから。
「本当だ。ここに書いてある。」 ルーが興奮する。

”I’m NOT Makah.”  

「それは残念だね。」 と係員さん。  
全員、爆笑。

気を取り直し、中へ入った。
驚いた。部屋の真ん中には日本からアメリカ大陸に来た最初の船のレプリカが堂々と飾られていた。

そしてもっと驚いたのが日本から団体さんが先着していて日本語が聞こえてきたことだ。
なのになんで私だけマカーにされるの。

この調子だとまだまだリゾートにはたどり着けない気がした。











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プロフィール

カントリー ママ

Author:カントリー ママ
今の夫と出会って50時間後には婚約してた私。
12周年目、未だ毎日ときめき、
ドキドキされるのが目標。
 
おどおど ひやひや ぷんぷん
するよりにこにこ笑って向かって
ゆこう。泣きたい時もある。でも
どう乗り切るかは 自分次第。
前向きに人生勉強、勉強!と
人として成長したい。

趣味 -世界万国博覧会な食事
      にする事。   
    -カントリー家具作り。      
    -手ぶらで帰ってこない
      ハイキング。
    -クリスチャンポップ聴く。
愛物 -カカオ(甘くないチョコ)
    -花、桃色シャクヤク。
    -ラテン系ダンス。
    -旦那様とのデート。
夢  -家族を世界中に連れて
     行きたい。
 





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